20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
オリヴィエ・クザンの夢はもっぱらヨットでの無寄港世界一周。大西洋はすでに制覇していた。25歳の時に祖母が亡くなった事をきっかけに祖父が所有していたぶどう畑でのワイン造りを受け継いだ。そんな彼の畑は、アンジェから南に約20Kmのアンジュ地区に位置する。この辺りはレイヨン川をはじめ多数の小川が流れ、穏やかな起伏ながらも非常に入り組んだ小渓谷が連なり、緑豊かな山々が多い風光明媚な地域となって いる。祖父の代から一切除草剤など使用したことがなく、そのまま自然な農法を続ける。その経験を活かしつつ、究極のぶどう栽培&醸造をしようと1987年に独立。当時は「ビオ」に注目する栽培家は少なかった時代であり、早くから実践した一人である。醸造学校にも通ったが、「何も学ぶことはなかった!」と、マルク・アンジェリやクルトワなど自然派の仲間たちと意見交換をしながら、独自のワイン造りに情熱を燃やす。カベルネ・フラン、シュナン・ブランなどの地元品種を最も大切に考える。
1947年にオリヴィエの祖父が植えたカベルネ・フラン 100%。
土壌:粘土石灰質、『ラ・ピエス・オ・ゼパングル』という区画の上のほう
醸造:20hl/ha と超低収量。除梗した後、足で優しく破砕。木製樽で30日間のマセラシオン。その後 18ヶ月間の樽熟成。SO2 無添加。
『ル・フラン』の『フラン』は、フランス語で『真っすぐ、正直』という意味でもある。(インポーター資料より)
フランス(ロワール)
生産者 :オリヴィエ・クザン
🍇カベルネフラン